2012年9月15日土曜日

幸せな時間

台風が近づいていますね。

午前中は晴れていたので、用事を済ませに

サクと街まで行ってきました。

終わるとちょうどお昼時。

お腹がすいたのでパン屋さんで

食べていくことにしました。




2人だけでの外食はなんとはじめて。

いい子にしていられるかなと心配だったのですが、

造り付けのベンチにちょこんと座り、

サク用に買ったレーズンパンを

手に渡してあげると

一口一口丁寧に自分で食べてくれました。


自分で食べるのがうれしいのか、

それとも

フワフワのレーズンパンがおいしいのか、

ずっと「ウンウン」うれしそうに言いながら、

わたしの顔を見上げて食べていました。


母がいつも、今日のわたしと同じように

姉と2人ではじめて外食した日のことを

うれしそうに話すのを思い出しました。

それはそれは楽しかったと言います。

今日はその気持ちがよくわかりました。




自分のお腹にいた小さな小さな生命が、

今やこんなふうに、

自分でお座りし、パンを食べ、おしゃべりをし、

こちらから笑いかけると、笑い返してくれる。




すごく不思議に感じるけど、現実となっている。

そんな風に

些細な幸せを感じるひとときでした。

わたしも母と同じように忘れられない

思い出になっていくのかな。











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